ニュースリリース | ||||||
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2001年6月28日 | ||||||||||||||||
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高齢社会を迎え、高齢者や体の不自由な方が積極的に社会に参加でき、安心して暮らせる環境づくりが求められています。特に「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」(以下、交通バリアフリー法/2000年11月施行)により、駅やバスターミナル、駅ビルなどの旅客施設への昇降機の設置が活発化しています。 交通バリアフリー法では、既存の施設についてもバリアフリー化の努力義務を課していることから、駅舎とホームを結ぶ既設の階段部分にエスカレーターを増設するケースが非常に多くなっています。しかし、限られたスペースであることから、既存のエスカレーターを使用した場合、階段の幅を確保するために、やむを得ず「上り」のみの設置になってしまったり、一人乗りの設置やエスカレーター専用のスペースを新たに設置しなければならないといったケースも多く、エスカレーターを効率良く設置したいというニーズが高まっています。 また、駅の商用ビルやショッピングセンターなどの商業施設などでは、限られたスペースを効率良く活用して売り場面積を拡大することも大きな課題であり、エスカレーターのステップ幅を現状どおりとしつつ、全幅を短縮したいというニーズも高まっています。 「日立 省スペース型エスカレーター 1200EX スリムタイプ」は、エスカレーターの駆動スプロケットの形状を新設計(*2)とし、エスカレーターの機械部分となるトラスフレームの幅を短縮したことで、ステップ幅は従来機種と同様ながら、エスカレーターの全体幅を約15%(220mm短縮)(*1)縮小しました。 これにより、既設の階段に2台並列設置した場合、当社従来製品の1200型(2人乗り)を2台並列した場合と比べて、階段スペースを440mm広く取ることができます。また、当社従来製品の1200型(2人乗り)と800型(1人乗り)を設置していたスペースでも、二人乗りを2台並列に設置することが可能になります。また、従来、スペースの関係で設置できなかった既存の階段への設置や、設置スペースの縮小による売場面積の拡大など、レイアウトの自由度の向上にも寄与します。 (*1) 当社従来機種との比較 (*2) 特許出願中 ■省スペース化のための新機軸 エスカレーター上部機械室内の動力伝達用スプロケット(ステップを駆動するために駆動機から駆動チェーンによって駆動力を伝達される歯車)の断面形状を新設計するとともに、この動力伝達用スプロケット、ステップ駆動スプロケットおよびステップの車輪の3つを幅方向で重ね合わせて配置する構造とし、機械室内の各機器の隙間を極限にまで縮減して、エスカレーターの全体幅を『220mm』短縮しました(特許出願中)。 ■「日立 省スペース型エスカレーター 1200EX スリムタイプ」の特徴 (1) 省スペース化
(2) 主な仕様・材質
■「省スペース型エスカレーター」の仕様一覧 |
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以 上 |
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