ニュースリリース | ||||||
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。 |
2001年6月25日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社 日立製作所 BorgWarner Inc. |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社 日立製作所 自動車機器グループ(グループ長&CEO 金子 邦榮、以下 日立)と米国ボルグワーナー・ターボシステムズ(President Mr. Wilson、以下 ボルグワーナー社)は、このたび、アジア地域における自動車用ターボチャージャー事業の拡大を図るため、本年8月を目処に、同製品の開発・製造・販売に関する合弁会社「日立ワーナーターボシステムズ株式会社」を設立することで合意しました。
新会社は、日立とボルグワーナー社が有する開発・製造技術を融合し、ユーザーニーズを先取りした先進性のある製品開発を進めるとともに、ボルグワーナー社の豊富な製品ラインアップを生かして、アジア市場における製品競争力の強化を図ります。 自動車用ターボチャージャーは、排気ガスのエネルギーを利用して翼車を回転させ、シリンダー内に強制的に空気を送り込むシステムであり、エンジンの高出力を得るとともに排気ガス対策としても用られています。近年、地球温暖化対策に向けた排気規制や自動車の燃費向上、出力向上に対応するため、欧州、アジア地域を中心にニーズが高まっています。なかでも、アジア地域では排気ガス対策としてディーゼル車への装着が増加しており、日本においても軽自動車を中心にその需要が拡大しています。 また、本分野でもグローバル競争が激化しており、ワールドワイドでの供給体制の整備やコスト競争力のある製品の早期投入が必要となってきました。 日立は、幅広い技術やシステム開発力を生かし、ワールドワイドの自動車メーカーに対して、信頼性の高いエンジン制御や電子機器などの自動車用機器を提供しています。自動車用ターボチャージャーに関しても、1977年の生産開始以来、国内の軽自動車を対象とした小型品を中心に事業を展開しており、最近では日立が強みを持つエンジン制御技術と組み合わせたシステムソリューション展開を強化しています。 また、ボルグワーナー社は、ワールドワイドの開発・生産体制を活用し、小型品から大型品まで幅広いターボチャージャー製品をラインアップすることで、商用車と乗用車を合わせて世界第2位のシェアを有しています。 新会社は、日立の小型ターボチャージャーの開発・生産技術やシステム提案力、およびボルグワーナー社が持つ先進的なターボチャージャー技術を組み合わせることで、ワールドワイドで競争力のある製品開発に取り組みます。さらに、ボルグワーナー社の豊富な製品ラインアップとワールドワイドの開発・生産拠点を活用し、スケールメリットを発揮した事業展開を図るとともに、コスト競争力の向上をめざし、部品の共有化なども推進していきます。また、新会社が生産したターボチャージャーは、日本を含めたアジア地域を中心に供給されます。 なお、新会社の営業や管理業務に関しては、当面、日立に委託することになります。 <新会社の概要>
<(株)日立製作所の概要>
<ボルグワーナー社の概要>
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
以 上 |
(C) Hitachi, Ltd. 1994, 2001. All rights reserved. |