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2001年6月21日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:瀬端 久仁雄)は、昨年より発売して好評のPAM(Pulse Amplitude Modulation)搭載オーブンレンジに、新開発のフラット薄型熱風ユニットを採用し、本格オーブン機能を実現したオーブンレンジ「theロースト」(MRO−A10)を7月10日に発売します。また加えて、PAMの出力を業界トップクラスの約1000Wとし、ターンテーブルレス化により庫内を広々と使える「theローストDX」(MRO−DX10)を9月1日より発売します。 本製品は、新開発のフラット薄型熱風ユニットの採用により、上面遠赤ウェーブヒーターと下面ヒーターとのトリプルヒーターによる熱風2段オーブンで加熱性能の向上を図り、加熱ムラを少なくスピード調理を実現しました。30Lのワイドな庫内とあわせ、本格的なオーブンとして、時間のかかるオーブン料理にも対応可能です。またレンジ加熱でも、日立の特長である高火力と省エネを両立させたPAMを高出力化し、業界最高レベルの約1000W(MRO−DX10のみ。MRO−A10は900W)の高周波出力により、ごはんあたため(*)約22秒を実現するとともに、トリプルセンサーの採用で、より早くより適温な加熱が可能です。 (*:ごはん一杯あたため時間の条件:お茶碗に常温のごはん150gを盛り、「ごはん」キーで仕上がり調整75℃(やや弱)の設定で、ごはんの中心温度約75℃に加熱するまでの時間。) 今回の新商品は、当社が3ケ年計画で進める商品開発戦略「デジタラクティブ家電」のコンセプトに基づいた商品です。本年度は「make@standard」をキーワードに、家電の本質的価値の追求を目指していますが、今回のオーブンレンジも、求められる本質的価値である「あたための速さ」と「オーブン機能」を追求して商品化したものです。 ■本体希望小売価格及び発売日
オーブンレンジの需要は2000年度に290万台(前年比107%)と過去最高を記録しました。これは1996年以来、年間需要が270万台を越えており、この買い替え需要の顕在化と考えられ、2001年度も285万台強の安定した需要が見込まれています(日立推定)。 今回発売する高機能オーブンレンジの購買層である主婦のニーズとしては、1.オーブン機能の重視、積極的なオーブンの使用、2.より早く便利に加熱、3.ムラなく適温加熱、4.スッキリデザイン、5.省エネや健康への配慮、が挙げられます。(日立調べ) 本製品2機種はこれらのニーズに対応するため、オーブン機能を最重視し、30Lのワイドな庫内にムラなく効率よく熱風を送り込めるように、エアコンのようなフラットでワイドな送風を作り出すクロスフローファンを採用したフラットワイド熱風ユニットを新開発しました。庫内上面の遠赤ウエーブヒーター及び下面の平面ヒーターとのトリプルヒーターで、メニューに合わせた火加減を実現しています。 また、上位機種のMRO−DX10ではオーブン皿の材質にセラミックを採用(2枚のうち1枚)し、金属製の角皿ではできなかったレンジ加熱を可能とし、レンジとオーブンのコンビ加熱で食材の中までムラも少なく早い加熱ができ、ふくらみが必要なケーキや、ローストチキンのような大きな本格肉料理も上手においしく焼き上げます。セラミック角皿はトレーとしても使え、食品の出し入れに使えたり、お手入れも楽です。 基本となるレンジ加熱においても好評のPAM制御を強化し、DX10においては業界最高レベルの約1000Wとしました。赤外線センサー、温度センサー、蒸気センサーのトリプルセンサーの働きで、早くて、省エネになる適温の加熱を行います。 また、本体前面のフラットフェイス化と熱風ユニットの大幅な薄型化(従来100mm→50mm)による前後スッキリデザインでお手入れもしやすく、30Lの大容量ながら省スペースを実現しました。省エネについてもPAM制御や2段での効率のよい加熱等により、同クラスの8〜10年前の製品に比べ、約4割の大幅な省エネを実現しています。 その他、従来より好評の、油で揚げずにフライや天婦羅ができる「揚げ物」や中華料理の代表であるチンジャオロウスーや八宝菜等ができる「炒めもの」のほか「焼き物」の「ヘルシーメニュー」もPAM制御の強化やフラットワイドな新熱風加熱で量もたくさん、さらにおいしく仕上げます。 ■主な仕様
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