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2001年6月19日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:百瀬次生)は、拡大する中国のプロジェクションテレビ市場に対応するため、福建省にあるテレビ製造・販売会社「福建日立電視機有限公司」(以下、福日公司)からプロジェクションテレビの設計・生産・販売・サービス部門を分離し、「日立(福建)数字媒体有限公司」(以下、新会社)を本日設立しました。新会社は、8月営業開始予定で、日立グループが51%出資するとともに、福日公司の出資元である福建省電子信息(集団)有限責任公司(FEI:Fujian
Electronics&Information Group)が47%、東栄商行(本社:兵庫県神戸市)が2%をそれぞれ出資し、社長は日立から派遣します。これに伴い、福日公司のカラーテレビ設計・販売・サービス部門も新会社に移管し、福日公司は、ブラウン管タイプのカラーテレビの受託生産に特化します。 中国のプロジェクションテレビ市場は、20万台(2000年)から2005年には75万台と、年率35%の高い伸びが予想されています。中国では所得増と住環境の改善、DVDの普及等により、特に富裕層・中間層を中心に高画質・大画面テレビの需要が拡大しております。また、家電メーカー各社がプロジェクションテレビの新製品を投入、中国のテレビメーカーも生産に参入するなど、市場は活発化しています。 日立は、日本および米国でプロジェクションテレビの基幹部品であるレンズを中心とする光学エンジンを自社で開発・製造し、画質の良さで高い評価を得ており、特に大画面テレビが主流の米国では、プロジェクションテレビ分野で、トップシェアを争っております。日立は中国で今後プロジェクションテレビの需要が拡大すると予想し、福日公司で1998年からプロジェクションテレビの生産を開始、現在1万5千台/年を生産しています。 新会社は、福建省福州市経済技術開発区に所在し、税制の優遇措置の適用を受けることによって強固な経営基盤の確立を目指します。売上は、2005年に200億円(15万台)を目標としています。投資額は40億円です。 なお、新会社の設立に伴い、福日公司は、ブラウン管タイプのカラーテレビの受託生産に特化し、製品のラインアップを絞り込み収益力の強化を図ります。また、今まで福日ブランド、日立ブランドの生産をしてまいりましたが、今後は日立ブランドに統一します。 【新会社の概要】
<ご参考> 【福日公司の概要(2001年3月現在)】
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以 上 |
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