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2001年6月12日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社 日立製作所 山洋電気株式会社 |
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株式会社 日立製作所 産業機器グループ(グループ長&CEO:椎木 清彦/以下、日立)と山洋電気株式会社(代表取締役社長:山本
茂生/以下、山洋)は、このたび、ACサーボモータ事業に関して提携することで合意しました。 両社は、今回の提携に基づき、日立の持つACサーボモータの優位技術である低コギングトルク技術*や位置決め最速機能などの制御システム技術と山洋の豊富な製品ラインアップを組み合わせて、高性能ACサーボシステムの製品強化を行います。また、ACサーボモータ関連製品の相互補完、生産拠点の統合なども検討します。 ACサーボモータは、半導体製造装置や部品実装機、搬送機械などの駆動源として、幅広く使用されています。2000年度のサーボモータ市場は、前年比135%の約1,331億円と順調に推移しています。(出典:JEMA 2001年) 近年のACサーボシステムに対するニーズは、製品の高性能化に加えて、インターフェイスのオープン化、省配線化、サービスを含むグローバル化など多様化しており、さらに開発期間の短縮化、コスト競争力の強化が不可欠になっています。 日立は、モータに関する多数の基本特許を有し、上位機種を中心に業界トップレベルのACサーボモータを提供しています。また、プログラマブルコントローラや汎用インバータなどと組み合わせた省エネソリューション、FAシステムソリューション、モータドライブシステムなどのビジネスを積極的に展開しています。 山洋は、豊富なACサーボモータのラインアップとその販売実績、および柔軟なカスタム対応力を有しています。また、2・3・5相ステッピングモータやACサーボモータとステッピングモータの長所を取り入れた新発想の小型ACサーボシステム『PB』など関連製品も豊富に有しています。 今回の提携により、日立の持つ業界トップレベルのACサーボモータに関する技術と、山洋の持つ幅広い製品ラインアップ、生産技術力との融合が行え、製品、品揃えともに、業界をリードするACサーボシステム事業の展開が可能になります。また、両社の得意製品の補完により、顧客ニーズの多様化やソリューションビジネスの強化、重複投資の回避や開発期間の短縮化等を行い、経営効率の向上を図ります。 *コギングトルク技術:固定子と回転子の間に発生する「磁気吸引力」に基づくトルクの回転角に対する変化。トルクムラのこと。 ■当該事業グループ、会社の概要 株式会社 日立製作所 産業機器グループ
山洋電気株式会社
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以 上 |
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