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2001年4月23日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社 日立製作所 Vote.com, Inc |
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株式会社 日立製作所 システムソリューショングループ(グループ長&CEO:小野 功、本社:東京都千代田区、以下:日立)とVote.com,
Inc.(取締役社長:ディック・モリス、本社:米国ニューヨーク州ニューヨーク市、以下:Vote.com)は、インターネットを活用して人々の声を集め、意思決定者に伝える『市民投票』を実施する合弁会社「ヴォウトジャパン株式会社(仮称、以下:VOTEジャパン)」を今年5月10日付で設立することに合意しました。 政府が2003年に実現を目指す「電子政府」構想は、行政改革による事務処理の効率向上や情報公開などを含む住民サービスの向上を目標にしています。さらに、先進的な地方自治体では将来のまちづくり計画を行政機関だけで決定するのではなく、インターネットを使って住民の声を取り入れるといった動きも始まっています。一方、住民も情報をただ受取るだけでなく、政治や経済、社会といったニュースから、スポーツや地域といった身近な話題まで、自分の意見が言える場所を求めるなどニーズも多様化しています。 日立は、行政事務の効率化から行政評価までを含むトータルな電子行政ソリューション事業を展開しており、日本初の電子行政ショールームでは、これまでに5,000人以上の行政関係者が見学に訪れるなど高い評価を得ております。また、Vote.comは、ウェブサイト上で話題のニュースに対する市民の意見を集め、これまでに2,700万以上の声を「しかるべき」意思決定者に届けるなど、Eデモクラシー実現に向けた新しいビジネスを展開しており、同サイトは全米トップ500に入る人気サイトとなっています。VOTEジャパンは、両社の技術とノウハウを持ち寄り、意見を伝えたい市民と意見を聞きたい行政機関などの橋渡しとなる市民参加型の新しいメディアを目指します。 VOTEジャパンは下記のようなサービスを提供します。
本件に関する両社のコメントは以下の通りです。 株式会社 日立製作所 システムソリューショングループ グループ長&CEO 小野 功 「日立は電子行政ソリューションを他社に先行して開発、提供をしています。電子行政を追求していくと住民と一体になった行政の実現、すなわちEデモクラシーに行き着くことになります。日立は、電子政府先進国の米国において、いち早くインターネットを活用した市民投票ビジネスを展開し、高い評価と信頼を得ているVote.com社と提携し、行政評価のツールとして市民投票システムをメニューに取り入れることで、さらに一歩進んだ電子行政ソリューションを提供し、日本の電子政府実現に貢献していきます。」 Vote.com Inc. 社長 ディック・モリス 「200年前にアメリカが建国された際、建国の父トーマス・ジェファーソンが唱えたデモクラシーの考えは 『国民全体に権限を与えるために、国民全てを1つの部屋に集め、自分たちのことは自分たちで決める』というものでした。200年前に300万人を1つの部屋に集めることは無理でしたが、今ならインターネットを使えば実現できます。これまで実現できなかった新しいデモクラシー、つまりEデモクラシーという考え方を日立とともに、日本で普及させたいと考えています。」 ■新会社の概要
■Vote.comの概要
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以 上 |
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