ニュースリリース | ||||||
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2001年4月10日 | ||||||||||||||||||||||
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日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:百瀬次生)は、映像信号を処理するシステムLSIの設計ツールとして、実環境の映像信号をそのまま取り扱えるエミュレーションシステム「LS1000」を開発し、4月から拡販をスタートします。 家電メーカーや通信機メーカーでは、システムLSIやASICの論理回路規模が大きくなってきています。また、開発期間の短縮は共通の課題となっています。 日立製作所は、1999年1月に、システムLSIの設計ツールであるパーソナルエミュレータ「LogicBench」を開発しました。 この「LogicBench」は、市販されているエミュレータに比べ、小型、高速処理、低価格他多くの特長を持っています。「LogicBench」はシステムLSIと同等の機能を有しますので、顧客は、システムLSIを作製する前に、実際の製品ボードに取付けて回路機能の検証やソフトウェアの開発が可能となります。これにより、システムLSIの開発期間が、従来の約半分に短縮出来るとともに、作製回数も減らすことが出来、開発費の大幅な低減に寄与します。 しかしながら、最近では、BSデジタル放送に代表される様に、映像信号のデジタル処理用システムLSIが必要となり、これらのシステムLSIを検証する際、現在、市販されているエミュレータでは、映像処理の実スピードより大幅に遅く、実際の映像信号をそのままエミュレータに入力出来ないという点やエミュレータの出力結果をモニター画面に表示出来ないなどの改善すべき点があります。 日立製作所は、これらの問題を解決し、映像信号処理システムLSIの検証を容易に行えるエミュレーションシステム「LS1000」を開発しました。 この「LS1000」は、アナログ映像入出力信号をデジタル信号に変換すると同時にエミュレーション速度までスローダウンすることが出来、逆に、エミュレーション速度の映像データを実速度まで加速してアナログ映像信号に変換します。 DVDビデオプレーヤなどの映像出力信号をそのまま映像信号処理システムLSIのエミュレーション入力データとして利用でき、またエミュレーション結果をモニター上で検証することが可能となり、システムLSI検証信頼性の向上及び検証期間の短縮が可能となり、大幅に、開発日程を短縮することが出来ます。 主な特長
主な仕様
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以 上 |
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