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2001年3月28日
株式会社 日立製作所
株式会社ワイ・ディ・シー
日立とワイ・ディ・シーがIPv6ソリューション事業の拡大に向け戦略提携
--  IPv6ソリューション開発・販売促進における協業について基本合意  --
  株式会社日立製作所 情報・通信グループ統括本部(以下 日立、統括本部長:小高俊彦)と、YOKOGAWAグループの株式会社ワイ・ディ・シー(以下 YDC、本社:東京都府中市 社長:金 修)は、国内におけるITソリューション事業の強化・拡大を目的として、キャリア及びエンタープライズ市場をターゲットとしたIPv6(※)ソリューションの開発及び販売促進で協業していくことで基本合意しました。
(※)IPv6(Internet Protocol Version 6):
  現在のインターネットプロトコル IPv4 (Internet Protocol Version 4)を拡張・高機能化した次世代インターネットプロトコルで、アドレスが16バイト、128ビット(約 3.4×10の38乗個)分ある。

  両社の主な協力内容は以下の通りです。
両社製品間のIPv6相互接続性検証などを通じた、IPv6ソリューションの開発
ソリューションの共同提案、共同プロモーション活動(セミナー等)の実施

  最近IPv6は、その膨大なアドレス空間、セキュア通信や運用容易性といった豊富な拡張機能を持つことから、コンピュータや電話、情報家電、自動車など様々なメディアを接続する次世代ネットワークの通信手順として、IT立国を目指した国家戦略「e−Japan戦略」の中での基幹技術として位置付けられ、急速に関心が高まっています。また、ISP事業者、iDC事業者による商用IPv6インターネット接続サービスの開始や、社内ネットワークのフルIPv6化に着手する企業が現れるなど、ビジネス面においても市場が急速に立上がりつつあります。

  このような背景のもと、日立は2000年4月より、ギガビットルータ「GR2000」シリーズのIPv6対応を開始し、2001年2月には、IPv6が利用可能な回線インタフェースとして世界最高速の2.4Gbit/s (OC-48c)のサポートを含む「GR2000」全モデルでのIPv6対応を完了しています。更に、2001年3月には、グローバルセンター・ジャパン株式会社と共同でIPv6に対応したデータセンタ事業を開始するなど、IPv6ネットワーク環境の構築・運用ノウハウ、実績を蓄積してきました。
  また、YDCも2001年1月に、IPv6/IPv4トランスレータ専用装置「TTB」シリーズを業界で初めて商品化しています。「TTB」シリーズは、IPv6をIPv4へと自動的に変換するプロトコル変換機能により、IPv6ネットワークを、現行のインターネット等IPv4ネットワークに容易に接続可能とする商品です。更に、IPv6導入コンサルティングサービスの提供等を通じて、IPv6ネットワーク環境のスムーズな立上げを支援するノウハウと実績を蓄積してきました。

  今回の合意は、IPv6分野のこのような両社の実績、ノウハウを融合し、お客様のIPv6ネットワーク環境の早期立上げ、IPv6ネットワークとIPv4ネットワークの共存環境のスムーズな実現を、強力に支援するソリューションの開発・販売促進を共同で行うことにより、IPv6関連市場における競争優位を共に確立しようとするもので、内容は以下の通りです。
(1)IPv6ソリューションの開発
YDCのIPv6/IPv4トランスレータ「TTB」シリーズと、日立のギガビットルータ「GR2000」シリーズ等の相互運用性の検証、システム構成ノウハウの共有
上記検証成果に基づいた、ソリューション等の開発
(2)共同提案、共同プロモーション活動
セールスツールの開発、ソリューションの共同提案活動の実施
顧客セミナー、展示会等におけるIPv6ソリューションの共同PR
  今後、両社はIPv6ネットワーク環境を次世代社会インフラとすべく、普及・高度化に更に貢献していく考えです。

■他社商標に関する表示
  記載の会社名、製品またはサービス名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

以 上




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