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2001年3月27日
北海道エコリサイクルシステムズ株式会社
株式会社 日立製作所
三菱マテリアル株式会社
家電リサイクル会社「北海道エコリサイクルシステムズ」のリサイクルプラントが
苫小牧東部開発地域柏原地区に竣工
--  資源循環型社会の構築にむけ、「エコランド北海道21プラン」の実現をめざす  --

  株式会社 日立製作所 電力・電機グループ(グループ長&CEO:久野 勝邦/以下、日立製作所)と三菱マテリアル株式会社 地球環境・エネルギーカンパニー(プレジデント:石井 保/以下、三菱マテリアル)により1999年10月に設立された北海道エコリサイクルシステムズ株式会社(以下、HERS/社長:野尻 守男)は、このたび、北海道苫小牧東部開発地域柏原地区に建設を進めてきた使用済みの家電4品目(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン)の解体・分別処理を行うリサイクルプラント(以下、HERS本社工場)を竣工させ、4月2日から操業を開始します。
  HERSは、「特定家庭用機器再商品化法」(以下、家電リサイクル法)で定められた使用済みの家電4品目をリサイクル・再資源化する工場で、北海道全域から排出される家電品のリサイクルを行います。

  HERS本社工場では、収集された使用済みの家電4品目を収集し、分解・選別後、破砕機などを使用して鉄、非鉄、プラスチック等に分別します。分別した部品、素材は再資源化します。特に、家電リサイクル法で回収が義務づけられた冷蔵庫、ルームエアコン用冷媒フロンに加え、冷蔵庫の断熱材フロン(冷媒フロンの3〜4倍量)についても自主的に回収します。

  北海道は、資源循環型社会の構築を目的とした「エコランド北海道21プラン」により、2000年に通商産業省(現 経済産業省)からエコタウン指定を受けており、HERS本社工場はその第一号施設として誕生しました。HERSは「エコランド北海道21プラン」の理念に則り、家電リサイクル事業を通して、北海道内で使用された家電品が、再生資源として再び道内で循環していく社会の形成に貢献していきます。

  家電リサイクル法で定められた家電4品目に加え、今後、他の家電製品や電子機器などの再商品化が義務付けられてゆくことから、HERSではこれらの電子・電機機器のリサイクルについても積極的に対応し、使用済み家電品の再資源化率の向上を図っていきます。


■北海道エコリサイクルの概要

以 上




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