ゼータビッツ株式会社、東京システムハウス株式会社、株式会社 ドット研究所、日本電気
株式会社、株式会社 日立製作所、富士通株式会社、メラント株式会社 は、業務システム開発
の主要言語であるCOBOLについて、インターネット時代の最新のテクノロジー環境における利
用技術やノウハウなどの情報を共同で発信して情報流通の活性化を図り、ユーザのCOBOL適用
を支援していくため、本年12月11日、「COBOLコンソーシアム」を設立します。
COBOLは、長年にわたって業務システム開発の主力言語として利用されており、現在もなお、
オープンなプラットフォームを含む様々なプラットフォーム上で稼動し、ユーザは増え続けて
います。COBOLベンダ各社も、COBOLを取り巻く最新技術に対する積極的な取り組みを続けてい
ます。
一方で、COBOLに関する情報が紹介される機会は年々少なくなっています。このため、最新
の技術に既存のCOBOL資産を融合させて活用したいユーザや、新規システム開発にCOBOLを適
用したいユーザから、COBOLに関する情報の充実を求める声が高まっています。
今回、COBOLベンダ各社は、インターネット時代の最新のテクノロジー環境におけるCOBOL
の可用性、優位性や将来の方向性といった情報を、広くIT市場に向けて共同で発信してCOBOL
に関する情報流通を活性化させるため、「COBOLコンソーシアム」を設立します。
「COBOLコンソーシアム」では、CORBA、Java、EJB、XMLといった最新技術と融合した
COBOLの利用技術や、2002年制定予定の次期規格仕様を活かしたCOBOLのコーディングノウハ
ウなど、ユーザにとって有用な最新の知識や技術情報を、セミナー、メールマガジン、ホーム
ページなどの媒体を通じて発信していきます。
このような活動を通じて、ユーザに蓄積されたCOBOL資産の有効活用を促進するとともに、
新規システム開発におけるCOBOLの適用促進を図り、ユーザのCOBOL適用を支援していく考え
です。
【「COBOLコンソーシアム」の構成・活動内容】
幹事会 ┬ セミナー分科会 ‥‥ ユーザ向けセミナー企画・実施
├ 情報発信分科会 ‥‥ メールマガジン, ホームページなどによる情報発信
├ 利用技術分科会 ‥‥ 利用技術に関する調査・研究
├ 基礎技術分科会 ‥‥ ベターコーディングなどの調査・研究
└ 事務局
なお、会長には日本のCOBOL標準化委員会 (情報処理学会情報規格調査会SC22/COBOL WG)
主査であり ISO COBOL標準化委員会 (ISO/ITC JTC1/SC22/WG4) 委員でもある 今城 哲二
(日立製作所) が就任します。
【「COBOLコンソーシアム」ホームページ】
URL:http://www.cobol.gr.jp/
■商標に関する表示
・Java 及びすべてのJava関連の商標及びロゴは,米国及びその他の国における米国Sun
Microsystems, Inc. の商標または登録商標です。
以上
参考:
COBOL: COmmon Business Oriented Language
CORBA: Common Object Request Broker Architecture
EJB:Enterprise JavaBeans
XML: eXtensible Markup Language
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