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平成12年11月6日
グローバルセンター・ジャパンと日立がストレージサービスで協業
−日立ネットビジネスが本格的SSP始動。
国内No.1SSPを目指して、パートナーiDCとの協業を積極展開−
− グローバルセンター・ジャパン、
「ディスク・オン・デマンド」サービスを11月1日開始 −
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  日立ネットビジネス株式会社(以下 HnB、取締役社長:片岡 雅憲)とデータセンター主要
企業のグローバルセンター・ジャパン株式会社(以下 グローバルセンター・ジャパン、代表取
締役社長:岡田 智雄)、および株式会社日立製作所(以下 日立、取締役社長:庄山 悦彦)
は、グローバルセンター・ジャパンのiDC(インターネットデータセンター)である都内データ
センターにて、同3社がストレージサービスを協業する業務提携を締結しました。
  今回の協業締結により、HnBは世界最大容量・最高速な日立のSAN(ストレージ・エリア・ネ
ットワーク)対応ディスクアレイサブシステム「SANRISE2800」をグローバルセンター・ジャパ
ンの都内データセンターに設置・運用し、グローバルセンター・ジャパンが、「ディスク・オン・
デマンド」サービスとして、同センターの利用顧客(ASPやネット事業者等)に、高信頼・高性
能なデータストレージのユティリティサービスを11月1日より提供開始しました。
 
  HnBおよび日立は、今回のグローバルセンター・ジャパンとの協業締結を皮切りに、今後、日
立グループのiDCだけでなく、数多くのパートナーiDC事業者とのストレージサービス協業を積
極的に展開・拡大していきます。また、国内No.1のSSP(ストレージ・サービス・プロバイダ)
を目指して、日本全国でのサービス提供を展開していく計画です。このストレージサービスで、
2003年までには、全国20ヶ所以上のiDCでサービスを提供し、年間200億円の売上を目指します。

 グローバルセンター・ジャパンは、世界的な通信事業者グローバル・クロッシング社、ソフト
バンク株式会社、マイクロソフト社の3社が出資するアジア・グローバル・クロッシング社と株
式会社インターネット総合研究所(IRI)が2000年2月に設立した合弁企業です。グローバル・
クロッシング・グループが世界的に提供する光ファイバー網を基盤とする高速で強靭な通信回線
とIRIの最新鋭のインターネット技術を融合して、高度なウェブホスティングや電子商取引サポー
ト事業を展開しています。同社は企業がeビジネスを展開していく際に必要なアプリケーション
をオンデマンドベースで提供しており、今回、同サービスメニューの拡充に向けて、新たに
「ディスク・オン・デマンド」サービスを提供開始しました。

  近年、インターネット上で配信・流通する情報コンテンツは爆発的に増大しており、コンテン
ツ中心の情報システム時代に変化してきています。このような時代において、コンテンツを蓄積
・管理するストレージシステムは非常に重要な役割を担います。しかしながら、コンテンツを所
有するネット事業者は予測不可能なストレージ増量、複雑化する運用管理等といった問題に直面
しています。また、高性能・高信頼ストレージシステムを安価に利用し、かつ設置スペースを
有効活用したいというニーズが高まっています。
  このような背景の中、HnB、日立およびグローバルセンター・ジャパンは、今回、家庭に供給
する水道・ガスのようなユティリティとして、iDCを利用するネット事業者が必要なときに必要
となるディスク容量を、高信頼・高性能かつ安価にサービスとして提供開始しました。

  今回、HnBが発表したストレージサービスは、日立ネットブランド「Cubium」のネットインフ
ラサービスの一環として提供し、ミッション・クリティカル・アプリケーションに対応する高信
頼・高性能SAN対応ディスクアレイサブシステムを24時間365日対応で運用・監視・保守します。
iDC内で顧客毎にディスク容量を提供するSAN対応ストレージサービスと、ストレージと接続され
る顧客サーバシステムとの接続に関するコンサルテーションやファイルシステム作成代行等を行
うオプショナルサポートサービスをはじめ、ディスクサブシステム内またはテープライブラリを
活用したバックアップサービス、ファイルサーバとディスクシステムをLAN経由で利用可能とし
ファイル共有を実現するNAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)対応ストレージサービ
スを提供します。
  さらに今後、HnBは、日立グループおよびパートナーを含め、国内の複数iDCに設置したSAN
やNASを光ファイバなどの広域ネットワークで結合し、リモート環境でのバックアップサービス、
ディザスタリカバリ(災害時復旧)サービスなどのサービスへ拡張していきます。また、将来は海
外SSPとの戦略的なパートナーシップにより、欧米、アジア・パシフィック地域を含むグローバ
ル環境へサービス拡大し、国際間での情報コンテンツのリアルタイムレプリケーション、ディザ
スタリカバリなど、グロ−バルな舞台で躍進するネット事業者への高信頼・高品質なサービス提
供を目指していきます。

  今回の協業に関して、グローバルセンター・ジャパンの大和田廣樹 副社長は、「当社では
本年4月のサービス開始以来、主要ポータルサイトやISP(インターネット・サービス・プロバ
イダ)など大規模なインターネット・トラフィックを扱う顧客を獲得してきました。そして今後、
本格的な普及期を向かえるにあたり、11月1日より都内データセンターを全面オープンしまし
た。今後は、インターネット・トラフィックだけでなく、顧客が管理するコンテンツデータ量も
著しく増大すると予測されます。今回、高速・大容量ストレージシステムと豊富な運用・サポー
ト実績とノウハウを持つ日立およびHnBとの協業で、高信頼・高性能なストレージサービスを都
内データセンターで新たに提供することで、より付加価値の高いサービスを提供できるものと考
えています。」と語っています。

 また、HnBの渋谷正興 取締役ネットビジネス企画本部長は、「これからのインターネット経
済・社会では、コンテンツそのものだけでなく、コンテンツを蓄積するストレージシステムを効
率良く、確実に運用していくことが重要であり、ネットビジネスの成功の鍵と言っても過言では
ありません。当社のストレージサービスは、今後多くのパートナーと共に、社会インフラとなっ
ていくインターネットで大きな役割を担うものと確信しています。今回、最初であり、かつ重要
なパートナーとして、グローバルな舞台で先行し、多くの実績を持つグローバルセンター・ジャ
パン殿と提携したことで、より高い品質のストレージサービスをお客さまにご提供できるものと
考えています。」と語っています。


■ 会社概要:
会社名:日立ネットビジネス株式会社
設立:2000年4月21日
所在地:東京都港区浜松町二丁目4番地1号 世界貿易センタービル31階
ホームページ:URL:http://www.hi-nb.com/

会社名:グローバルセンター・ジャパン株式会社
設立:2000年2月9日
所在地:東京都港区虎ノ門4-3-20神谷町森ビル10階
ホームページ:URL:http://www.globalcenter.co.jp/

会社名:株式会社日立製作所
設立:1920年2月1日
所在地:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
ホームページ:URL:http://www.hitachi.co.jp/

■ 他社商標に関する表示
記載の会社名、製品またはサービス名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。


                                                                         以上

















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