株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区 以下日立 取締役社長:庄山悦彦)とIBMコーポ
レーション(本社:米国ニューヨーク州 以下IBM 会長兼CEO:ルイス・V・ガースナー Jr.)
は、両社の長年にわたる協力関係をさらに発展させていくために、情報システム分野における戦略的
提携関係を樹立していくことで、基本合意しました。両社は、次世代の情報システムの相互OEM供
給や、システムの核となるコンポーネントの供給を視野に入れ、両社の持つ高性能化、高信頼化技術
を活かした開発や生産における協力関係を検討していきます。
この合意に基づき両社は、開発・生産の効率化を通じ、市場へのよりタイムリーな製品供給や、高
度な技術のより迅速な開発を実現していきます。
本件に関する関係者のコメントは以下の通りです。
IBMコーポレーション
エンタープライズシステムグループ
エンタープライズサーバーテクノロジー担当バイスプレジデント
アンソニー ベフィ
「日立との提携によって、IBMがお客様に対して幅広いソリューションを提供するべく技術的なリー
ダーシップはさらに高まります。あらゆる規模の企業がインターネットへの対応を競いあうように進
めるなか、お客様のニーズは、オープンで、可用性やスケーラビリティ、信頼性や安全性の高いシス
テムへと急速に移行しています。日立との協業によって、我々は、よりよい製品やテクノロジーをお
客様に迅速に提供し、市場におけるポジションのさらなる向上を図っていきます」
株式会社日立製作所
専務取締役 情報・通信グループ統括本部長
小高俊彦
「IT分野においてリーディングポジションにある両社が、戦略的パートナーシップを樹立することに
よって、お客様に提供する製品やテクノロジーが大きく拡大するものと期待しています。この新しい
協調関係によって、日立はグローバルマーケットに対してソリューションを提供していくためのプラ
ットフォームの強化を図っていきます。そして「ベスト・ソリューション・パートナー」を目指す、
中期経営計画「i.e.HITACHIプラン」を実行していきます」
以上
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