日立製作所 情報コンピュータグループ (グループ長&CEO:加藤孝雄 )は、このたび、
企業向け省スペース・液晶一体型デスクトップパソコン『FLORA 310』の新製品として、
キーボードやマウス操作に不慣れな人でも使いやすい「タッチパネル」を搭載したモデ
ルを3月29日から発売します。
ビジネス分野におけるパソコンは、コミュニケーションや生産性向上のための必須ア
イテムとして広く普及し、その利用形態も多岐にわたっています。特に不特定多数の人
が利用する情報端末や定型入力業務などの用途では、キーボードやマウス操作に不慣れ
な人の利用を考慮した簡単な操作性が求められています。
そこで、当社では、このような市場ニーズに応え、耐久性や信頼性に優れた「超音波
式タッチパネル」を搭載し、キーボードやマウス操作に不慣れな人でも使いやすい操作
性を実現した、液晶一体型デスクトップパソコンの新モデルを発売します。本モデルに
おいても、奥行き約20cmのコンパクトボディや、スーパーTFTカラー液晶の高視野角で
美しい画面といった特長を保っています。
■新製品の価格・出荷時期
形 名 | 概略仕様 | 標準価格 (税別)(円) | 出荷時期 |
PC-7DL04-JC2LG | Pentium(R)IIIプロセッサ(600E MHz), 14.1型スーパーTFT液晶(タッチパネル付), 128MB RAM,15GB HDD,24倍速 CD-ROM, Windows(R)98 Second Edition,100BASE-TX LAN | 468,000〜 | 4月3日 |
■新製品の特徴
1.スーパーTFTの見やすさとタッチパネルの使いやすさがドッキング
・ 高視野角と鮮明で美しい画面を表示可能なスーパーTFTカラー液晶に、ペン入力と
タッチ入力の双方に対応したタッチパネルを搭載。画面上への直接タッチ入力がで
きますので、キーボードやマウス操作に不慣れな人でも簡単に操作が可能です。
・高透過率(約90%)のタッチパネルの採用により、液晶画面に装着しても画面の見やす
さは損なわれず、高解像度のアプリケーション利用時でも快適な表示環境を提供し
ます。文字検出方式には高度な最新技術を駆使した「超音波表面弾性波方式」を採
用し、軽い押圧でも誤認識が少ない高い信頼性と傷や圧力に強い優れた耐傷性・耐
久性を実現しています。
2.手書き文字認識ソフトウェア「てが〜る」搭載
・続け文字や崩し文字、筆順違いにも対応した、国内トップレベルの高い認識率を誇
る手書き文字認識ソフトウェア「てが〜る」を標準搭載し、画面上に直接手書きで
文書を入力できます。ワープロや電子メールなどさまざまなアプリケーションで利
用が可能です。また、可変枠入力方式を選択すれば、画面内のどこに文字を書いて
も認識し、効率よく入力することができます。
3.コンパクトボディに大きな画面
・17型CRT相当に迫る14.1型スーパーTFTカラー液晶を搭載しながら、奥行き約205mm
(17型CRTの1/2以下)のコンパクトサイズを実現。店頭カウンターなどスペースを十
分にとれない場所への設置も可能です。また、標準添付のタッチペンを収納するタ
ッチペンホルダーは本体サイドに装着できま
す。
4.音声認識ソフトウェア、手書き入力タブレットの併用により応用範囲が拡大
・ IBM社の「ViaVoiceTM Proミレニアム」をオプションでサポートし、アプリケー
ションの起動や操作が専用のヘッドセット型マイクに発声するだけで行えます。
さらに、市販の手書き入力タブレットなどを併用すれば、画面に直接タッチしな
くても机上にタブレットを置いて手元での文字入力も可能です。
■適用用途例
KIOSK端末、窓口業務端末、図書館端末、定型業務入力端末 など
■他社商標注記
・Pentiumは、Intel Corporationの登録商標です。
・Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標ま
たは登録商標です。
・IBM,ViaVoiceは、IBM Corporationの米国およびその他の国における商標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
以 上
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