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平成12年2月28日
コンパックの「NonStop(TM) Himalaya」 と
「ProLiant」が運用管理環境を拡充
日立の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」に対応
−ジョブ連携や統合監視による一元管理を実現−
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                                                       コンパックコンピュータ株式会社
                                                                 株式会社 日立製作所

 コンパックコンピュータ株式会社(社長:高柳肇、以下コンパック)と株式会社 日立製作所
(社長:庄山悦彦、以下日立)は、コンパックの無停止型超並列サーバ「Compaq NonStop(TM) 
Himalaya(R)(ノンストップ ヒマラヤ)」およびPCサーバ「Compaq ProLiant(プロライアン
ト)」の統合的な運用管理環境を実現するため、日立の統合システム運用管理ソフトウェア
「JP1」との連携製品を開発し、本日2月28日から販売開始します。

 近年、企業では各業務処理に合わせた最適なシステムを構築するため、異機種を混在して活用
するマルチベンダ・システムが主流になっています。このような中、運用管理コストの増大を抑
制するため、運用管理の一元化に対するニーズが高まっています。
 
 「JP1」は、日立がメインフレームで培ってきた技術や大規模システム構築の実績を活かした、
インターネット・イントラネットに代表されるネットワークコンピューティング時代の企業情報
システムにおける統合システム運用管理製品です。「JP1」は、Javaを始め業界最新技術をいち
早く採用し、マルチプラットフォームに対応したオープンミドルソフト製品として既に4,000社
を超える導入実績があり、国内はもとより海外市場でも高く評価されています。
 コンパックにとっては、「JP1」対応により、コンパックの「Tru64 UNIX」などの自社OSを一
元管理できる管理ツールの選択肢が増えると同時に、「JP1」が、各社のUNIX製品やWindows 
NT(R)製品に加え、「VOS3」や「MVS」をOSとする多くの汎用大型機のハードウェア・プラットホ
ーム、さらには多くの基本OSに対応している点に注目しています。また、お客様のニーズに合せ
た多様なシステムの一元的運用管理を実現することは、コンパックのインターネットを核とした
新戦略「NonStop(TM) eBusiness」を加速するため重要な位置づけを持つと考えています。
 
 今回、コンパックは「NonStop Himalaya」の新機能として、「ジョブ・スケジューラ for MPP」
に「JP1」との連携製品「JP1連携オプション」を新たに開発しました。同製品により、「NonStop 
Himalaya」に「ProLiant」などのPCサーバを接続して活用している場合には、「NonStop Himalaya」
のジョブ・スケジューラ内のジョブとしてPCサーバ上のジョブを登録し、これを監視、管理する
ことが可能となり、「NonStop Himalaya」とPCサーバを1システムとして統合的に運用管理できる
ことになります。例えば、「NonStop Himalaya」で基幹業務を行う場合、帳票印刷処理は「NonStop
 Himalaya」上のバッチジョブとして登録し、実際の印刷業務はPCサーバ上で行うことが可能にな
ります。さらに一つの画面でさまざまなシステムの事象を監視・管理できる「JP1」の統合ビュー
により、運用管理者は一台の監視システムから「NonStop Himalaya」を含めたマルチプラットフォ
ーム環境の運転監視が可能になり、お客様は自社のシステムのTCO(Total Cost of Ownership:
トータル運用管理コスト)の最適化が図れます。

 一方、日立はサーバアプリケーション管理製品群「JP1/AppManager」に「Compaq Insight マ
ネージャ」との連携機能を新たに開発し提供します。これにより「ProLiant」のハードウェア
情報を「JP1」で統合的に管理することが可能となります。また、「JP1/Cm2/Network Node 
Manager」と「Compaq Insight マネージャ」の連携により、ネットワークから「ProLiant」を
管理することが可能となります。今回「JP1」製品強化および連携製品を提供し、マルチプラ
ットフォームでの運用管理対象の拡大により、企業情報システムの運用管理のソリューション
を強化するとともに、今後ますます多様化する企業情報システム運用管理の最適化ニーズに応
えた事業を展開していきます。

<コンパック提供製品:Compaq NonStop(R) Himalaya(R)用ソフトウェア>
製品名価格出荷時期
ジョブ・スケジューラ for MPP JP1連携オプション
(下記、イベントログ連携を含む)※1
200万円〜2000年2月28日
JP1イベントログ連携オプション100万円〜2000年2月28日
※1上記製品をご使用頂くには、「ジョブ・スケジューラ for MPP」(出荷済み)
価格600万円〜が必要になります。
<日立提供製品:Compaq ProLiant用ソフトウェア>
製品名価格出荷時期
JP1/AppManager for Compaq Insight Manager※22万3千円2000年2月28日
※ 2 上記製品をご使用頂くには、管理対象サーバ1台につき「JP1/App Manager for 
Microsoft(R) Windows NT(R) Server」(価格:7万3千円)と「JP1/AppManager for 
Compaq Insight Manager」が必要になります。また、管理サーバに「JP1/AppManager 
スターターキット」(価格:68万円)が必要になります。


<他社商品名称に関する表示>
・ UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている、米国ならびに
   他の国における登録商標です。
・ Windows NT は米国Microsoft社の米国およびその他の諸国における登録商標です。
・ その他の会社名、製品名はそれぞれ各社の登録商標または商標です。

<ホームページ>
 ●株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/jp1/jp1_1.htm
●コンパックコンピュータ株式会社
http://www.compaq.co.jp





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