日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO:藤森 好則)は、今年末放
送開始が予定されているBSデジタル放送*に対応するD1端子を装備するとともに、地上波
放送で現れやすいゴースト障害をデジタル処理により軽減する「デジタルGR(ゴーストリダ
クション)回路」を採用し、すべての入力映像を高画質に再現する29型BS内蔵フラットブ
ラウン管搭載テレビを5月10日から発売します。また、D1端子を装備した機種を3月1日
から発売します。
*BSデジタル放送を視聴するためには今後発売予定のBSデジタルチューナーが必要です。
<型式・価格>
タイプ | 画面サイズ゛ | 型 式 | 発売日 | 標準価格 | 月産台数 |
BS内蔵型 フラットテレビ | 29型 | C29−FB2 | 3月 1日 | オープン | 6,000台 |
29型 | C29−GR1 | 5月10日 | 120,000円 | 3,000台 |
今回発売する機種は、今年末放送開始が予定されているBSデジタル放送を含めて、様々な
映像を高画質に再生するための機能を多く採用しています。
特に「C29−GR1」には、地上波放送で現れやすいゴースト障害をデジタル処理により
軽減する「デジタルGR(ゴーストリダクション)回路」を採用しています。
更に、日立が現在取り組んでいる自主的に定めた環境行動計画の一環として、今回発表する
2機種のリモコンに、はんだを使用しない環境配慮型リモコンを新規採用し、環境問題への配
慮を図っています。
DVDを始めとしたデジタル高画質映像再生機器に加え、BSデジタル放送の開始を目前に
控えた現在、高画質ソフトの提供がより積極的に行われることが予想されます。また、ワイド
テレビを中心に要望が高い高画質化へのニーズが、いまだに需要が高い4:3スタンダードテ
レビにおいても高まると予想されます。
日立は、こうしたニーズに対応し、近年幅広いユーザー層から支持されているフラットブラ
ウン管搭載高画質テレビのラインアップ強化を図るべく、特に高画質化の要望が高い29型の
スタンダードテレビを新規開発、発売します。
現在のメディアのみならず将来の放送メディアにも高画質の対応をしうるテレビとしてお使
いいただけます。
■主な仕様
型 式 | C29−FB2 | C29−GR1 |
ブ ラ ウ ン 管 | フラットティントブラウン管 |
チューナー及び 受信チャンネル | VHF・UHF(VHF:1〜12ch,UHF:13〜62ch,CATV:C13〜C35ch)BS:1〜15ch |
音 声 出 力 | 5W+5W |
ス ピ ー カ ー | 10cm×2個(アコースティックホーン) |
端子 | ビデオ入力 | 4系統(内D1端子1系統含む) |
Sビデオ入力 | 2系統2端子(S1対応) |
コンポーネント入力 | D1端子1系統 |
その他の端子 | ・ AV−BUSII ・ヘッドホン端子 ・ 検波出力 ・ビットストリーム出力 |
本体寸法(cm) | (W) | 68.8 |
(H) | 56.1 |
(D) | 49.1 |
重 量(kg) | 48.5 | (48.8) |
消 費 電 力(W) | 147 | − |
待機時消費電力(W) | 1.0 | (1.0) |
年間消費電力(kw・h/年) | 176 | − |
以上
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