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平成12年2月8日 |
ハードウェアが持つ省エネルギー効果を サービスの形で提供する新ビジネス 日立モータードライブ省エネサービス「HDRIVE」を開始 |
株式会社日立製作所 電力・電機グループ(グループ長&CEO:久野 勝邦)は、このたび、「ベ スト・ソリューション・パートナー」をめざす連結ベースでの中期経営計画"i.e.HIATCHIプラ ン"の一環として、高効率モータと省エネルギーを実現する高圧インバータによるサービスビジ ネス「HDRIVE」を開始します。 「HDRIVE」は、従来の製品売りビジネスから発想を転換し、ハードウェアが持つ省エネ ルギー効果をサービスの形で提供するもので、当社が高効率モータ、高圧インバータ、監視シス テム等の機器をお客様の工場に無料で提供し、その設備運用による省エネルギーメリットを一定 の割合で「HDRIVE使用料」として徴収する新しい形態のサービス事業です。お客様は、イ ニシャルコスト無しで、工場設備の省エネルギー化や経費節減が実現でき、また、遠隔監視シス テムによる運転管理により保守・メンテナンス要員の削減が行えます。 地球温暖化防止、地球環境保全などを背景に環境ISO14000や省エネルギー法の遵守等、省エネ ルギー対策への要求が高まっています。一般産業の製造工場で使用される電力の約60%は、電 動力として消費されており、ファンやポンプなど流体機器を駆動するモータにインバータを用い て回転数を制御すれば、大幅な省エネルギーが可能になります。 しかし、省エネルギー効果による設備投資費用の回収は、長期にわたるため、導入を断念する 企業も多く、イニシャルコストを削減して省エネルギー化を実現するためのサービスが求められ ています。 「HDRIVE」は、こうしたニーズに応えて、当社がお客様に対して、工場のファン、ブロ ワ、ポンプなど流体機器の省エネルギーを実現するための高効率モータ、高圧インバータ、配電 ・ユーティリティー監視システム等を無料で提供し、お客様から機器導入による月々の省エネル ギーメリットをあらかじめ取り決めた一定の割合で徴収するサービスです。従来の機器のリース とは異なり、工場設備の稼動状況に応じた省エネルギー効果によるメリット分のみの支払いにな り、機器の入れ替えに伴う事業主の負担はほとんどありません。 当社及び日立グループでは、"i.e.HITACHIプラン"として、高い品質と生産性といった製造業 の価値を活かしつつ、さらにサービス、システムの提供を核とした「ソリューション企業」への 変革を進めています。 電力・電機グループでは、今後も、高い品質を誇るハード製品に、ファイナンス・スキームや インターネット技術を融合し、社会システムの飛躍的な効率化、インテリジェント化を確実に実 現し、お客様にとっての価値を創出する世界で最も信頼されるパートナー、「ベスト・ソリュー ション・パートナー」をめざします。 ■ビジネス特許・商標登録 「HDRIVE」は、平成11年9月にビジネス特許、平成11年10月に商標登録をそれぞれ出願 しています。 ■「HDRIVE」のホームページ http://www.hitachi.co.jp/Div/hitachi/inv/hdrive/index.htm 以 上
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WRITTEN BY Secretary's Office |