日立製作所 デジタルメディアグループ(グループ長&CEO 藤森 好則)は、独自
の「テープナビ」機能に加え、モノラル放送だけでなくドラマや音楽番組などのステレオ
放送番組でも音声形態に関係なくCMを検出し、CMをとばして再生できる「CMとばし
ワザ」をビデオ内蔵テレビとして業界で初めて採用したフラットブラウン管搭載21型ス
テレオHiFi対応ビデオ内蔵テレビを2月1日から発売します。
<型式・価格>
タイプ | 画面 サイズ | 型 式 | 発売日 | 標準価格 | 月産台数 |
テープナビ 搭載ビデオ内蔵テレビ | 21型 | C21−FS7B1 | 2月1日 | 90,000円 | 5,000台 |
ビデオ内蔵テレビは、簡単な操作性と省スペース性が広く消費者に認知され、パーソナ
ルユース市場では大きな構成比を持っており、今後も堅調に伸びると予想されます。
「テープナビ」機能は、日立のVTR及びビデオ内蔵テレビでユーザーの高い評価を得
ている操作性・検索性の良い便利な機能です。録画した番組を簡単に画面上で確認でき、
見たい番組を選択すると自動的に頭出しをして再生します。また、番組の途中から見たい
場合にも分単位で見たい所を呼び出せる「タイムナビ」機能も備えています。
再生時にCMをとばすCMスキップ機能は、ユーザーにも高く評価されている基本機能
の一つです。これまでのCMスキップ機能は、再生時の番組と音声形態の違うCM(ステ
レオ放送)を検出し、ステレオ放送部分だけを早送りする方式でした。そのため、番組と
CMが同じ音声形態の場合は(例:ステレオ放送の番組とCM(ステレオ放送)の組み合
わせ等)は検出できず、その作動率が低下していました。
今回発売する機種では、音声形態の認識に加えて画像認識技術などにより、番組とCM
が同じ音声形態であってもCMを飛ばして再生が出来る「CMとばしワザ」を採用しまし
た。これにより、従来CMスキップが作動しなかった連続ドラマや歌番組などのステレオ
放送でもCMスキップが出来るようになり、作動率が向上しました。
さらにフラットブラウン管を採用したことで画面の隅々の歪みを低減し、ビデオ再生す
る番組もより自然な映像として再現します。
このほか、Gコード録画予約や裏番組録画、オン/オフタイマー、クローズドキャプシ
ョン機能も搭載し、優れた操作性を備えています。
■主な仕様
型 式 | C21−FS7B1 |
ブラウン管 | フラットブラウン管 |
チューナー | VHF:1〜12ch,UHF:13〜62ch,CATV:C13〜C35ch×2個 |
音声出力 | 6W(総合) |
スピーカー | (5×9cm)×2個 |
録画再生時間 | 標準モード:3時間30分(T−210使用時) |
テープ速度 | 標準モード:33.4mm/秒 |
使用テープ | VHSタイプビデオカセット |
ヘッド数 | 6(4:映像用、2:HiFi音声用) |
ビデオ入力端子 | 2系統2端子(前後面) |
ヘッドホン端子 | 1個 |
本体寸法 (cm) | (W) | 48.8 |
(H) | 50.0 |
(D) | 47.0 |
質 量 (kg) | 28.5 |
消 費 電 力(W) | 108(テレビ動作時92W、ビデオ動作時26W) |
待機時消費電力(W) | 2.8 |
年間消費電力(kW・h/年) | 140 |
以 上
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