日立製作所 家電グループ(グループ長&CEO:宇根山祥久)は、日立独自の水洗いロータリ
ーシェーバーに、片手で水洗いができる新構造の「ワンプッシュクリーニング」機能を搭載した最
上位モデル2機種を2月1日から発売します。
本体横の操作ボタンを押すと外刃が約1センチ浮き上がり、あとはスイッチを「オン」にするだ
けで、内蔵された洗浄ブラシが内刃に密着し高速回転で毛クズや皮脂などの汚れを掻き出します。
また、電池残量を表示するディスプレイを大型化し、青色に発光させることで、さらに見やすく、
より高級感のあるデザインとしています。
■型式、本体標準価格、発売日
製 品 名 | 型 式 | 本体標準価格 (税別) | 発売日 | 当初生産台数 |
ロータリー シェーバー(3枚刃) | RM-TX830(N) | 33,000円 | 2月1日 | 5,000台/月 |
ロータリー シェーバー(2枚刃) | RM-WX820(S) | 25,000円 | 2月1日 | 10,000台/月 |
日立では、平成2年から独自のシャープな刃先をもったスパイラル内刃を搭載し深剃り・早剃り
が可能な世界初のロータリーシェーバーを発売し、平成11年末までに累計200万台を発売して
きました。
男性用シェーバーは、深剃り・早剃りなどの切れ味の他に、昨今の清潔志向を反映して、毛クズ
処理の容易さや、しっかりと落とせる洗浄方式に対する需要が高まっており、平成11年度には水
洗い方式の構成比が30%を超えています。
このような需要に対応し、平成10年8月から水洗いが可能な「ロータリーウォッシャー」を採
用したロータリーシェーバーを発売し、ロータリーシェーバーならではの回転ブラシを使った洗浄
方式で、高い清掃性を実現しました。加えて平成11年8月には操作性向上への要望に対応するた
め、「ロータリーウォッシャー」を本体と一体化した機構を開発し、市場に投入してきました。
今回の新製品は、水洗い洗浄機構の第3弾として、回転する2本の洗浄ブラシを本体に内蔵し、
ワンプッシュで外刃ホルダーが浮き上がると同時に、洗浄ブラシが内刃に接触して毛くずを掻き出
す「ワンプッシュクリーニング」機構を新開発し、片手で水洗いができる高い操作性を実現しまし
た。さらに本体をまるごと水洗いできる防水性能を持ち、充電・交流両用式としています。
デザインは、青色に発光する大型電池容量残量表示ランプ(ブルーインジケーター)、握りやす
い細身のグリップ部、本体色はゴールド(RM−TX830)とシルバー(RM−WX820)、
スイッチを金メッキ処理で仕上げるなど、高級感を追求しました。
なお、本製品は、梱包材のスチロール類を使用せず、再利用できる材料やコンパクト化に配慮し
ています。また主なモールド部品は、使用材料表示をしており、資源再生利用化に努めています。
■主な仕様
型式 | RMーTX830(N) | RM−WX820(S) |
電源 | 充電・交流式両用 | 充電・交流式両用 |
電圧 | AC100-120/220-240V 50/60Hz | AC100-120/220-240V 50/60Hz |
充電時間 | 1.5時間 | 1.5時間 |
定格 入力容量 | 10VA | 10VA |
使用回数 | 14日間使用可能(3分/日) | 14日間使用可能(3分/日) |
表示ランプ | 充電完了・電池容量残量表示 (3段ブルーインジケーター) | 充電完了・電池容量残量表示 (2段ブルーインジケーター) |
刃の枚数 | 3枚(センタートリマー有り) | 2枚(センタートリマーなし) |
スイング角度 | 25° | 25° |
本体質量 | 235g | 235g |
外形寸法幅 | 62×高さ144×奥行44mm | 幅62×高さ144×奥行44mm |
付属品 | 電源アダプター、ソフトケース、 スタンド、シェーバーオイル、 掃除用ブラシ | 電源アダプター、ソフトケース、 スタンド、シェーバーオイル、 掃除用ブラシ |
以上
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