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10月28日〜29日(27日が雨天順延)にかけて、地元横浜市保土ヶ谷公園野 球場で日本リーグ1部第10節(最終節)が行われた。地元の大応援団が声援を送る 中、我が日立ソフトウェアは初日のシオノギ製薬戦は不振の打線にあって、一人好調 を維持する山田が初回に第3号2ランで先制すると、先発の藤原が1安打完封と二塁 を踏ませない素晴らしい投球を披露し勝利。雨天順延となった翌日のトヨタ自動車戦 は終盤の6回に手痛い失点をするものの、その裏に杉山の2点タイムリーが飛び出し 逆転勝ち。最終戦を勝利で飾り、この節2連勝。この結果、通算成績11勝11敗の 五分の星として6位でシーズンを終了したが、リーグ戦で勝ち越し出来なかったのは 1部リーグ昇格年度の1991年以来のこと。今シーズンの悔しさと反省材料をぜひ、来 シーズンに生かしていって欲しい。 全国のファンの皆様、そして、選手を常日頃支えて頂きました父兄の皆様、職場の 方々をはじめ後援会の皆様、今年も一年間、盛大なご声援とご支援、本当にありがと うございました。 |
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対 シオノギ製薬戦(10/28 日立ソフトウェア10勝11敗) 山田、第3号先制2ラン!! 藤原、1安打完封勝利!
【本塁打】山田3号(1回:2ラン) 【盗塁】濱本(2回) ◎今シーズンは遠隔地での開催ばかりで、かつ、前日の試合が雨で流れ月曜日 の平日に順延されたことで、職場の人にとっては最初で最後の見納めとなる 人も多く、地元開催のスタンドに大応援団が駆けつける。 ◎この大声援を受け先発の藤原がテンポの良い投球を披露。初回を10球かか らずに3人で退けると、4回まで打たれたヒットは1本、与えた四球は一つ、 しかも、その二つとも二死からという完璧なピッチング。 ◎一方、今シーズン不振に苦しむ打線は初回裏、一死から森下が四球を選ぶと 今年、一人気を吐く山田が、フルカウントから左中間へ第3号先制2ランを 叩き込む。 ◎しかし、得点はこの初回の2点のみ。その後、ヒットはチーム内で打率3割 を越す山田と馬渕が2本ずつ、あとは濱本の1本の5安打と寂しい内容。 今シーズンの打線低迷を象徴するかのように、初球の甘いストライクを簡単 に見送って、カウントを悪くして難しい球に手を出し凡打を繰り返す。逆に 得点圏でのチャンスには、初球の難しいボールに手を出し凡打という悪循環。 ◎しかし、今日の藤原は1点あれば十分のまったく危なげない投球内容。5回 以降は簡単に三人で片付け、結局、二塁を踏ませることなく見事な完封勝利。 明日はいよいよ、最終ゲーム。打線の奮起に期待したい。 |
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対 トヨタ自動車戦(10/29 日立ソフトウェア11勝11敗) 杉山、土壇場での逆転タイムリー! 最終戦を白星で飾る
【三塁打】杉山(6回) 【二塁打】来條(2回) 【盗塁】山田(1回) ◎両チーム毎回のようにランナーを出すものの、決して打撃戦ではなく、お互 いのミスによる走者が多い展開。先発の瀬川は初回、二死からヒットを許す が、振り返ると5回までに打たれたヒットはこの1本のみ。 ◎しかしながら、瀬川はこの日は制球が悪く、ボール先行の苦しいピッチング。 2回表には先頭打者にストレートの四球、3回表は二死から四球、4回表は 自らのエラー、5回表はストレートの四球と、毎回のように得点圏に走者を 背負うが、相手のミスもあり、ツキも味方に付けて無失点で切り抜ける。 ◎一方、打線はこの日もピリッとしない。初回裏、山田が相手エラーで出塁し、 二盗を決めてチャンスを作るが点には繋がらず。さらに2回裏、先頭の来條 が右中間を破る二塁打で無死の走者として出塁し、さらに一死三塁と絶好の チャンスを作るが得点出来ず。3回裏にも先頭打者の溝江が相手のエラーで 無死のランナーとして出塁するものの後が続かず。相変わらず打線の元気の 無さが解消されない展開となる。 ◎4回裏には来條がチーム2本目のヒットを一人で放ち、さらに濱本が足で稼 ぐ内野安打で二死一、三塁の得点機会も決定打出ず。ここまで相手のミスに も助けられ、毎回の走者を出しても得点出来ず、5回裏は両チームで初めて の三者凡退。 ◎この三者凡退で流れが向こうに行ったか、6回表、瀬川は先頭打者にライト オーバー三塁打を喫して大ピンチを迎え、こで藤原に交代。藤原は続く打者 に三塁線を破られて失点。さらに外野守備のまずさで二塁に進塁され、無死 二塁とまだピンチを背負う。しかし、ここから踏ん張り、この回を最少失点 で切り抜ける。 ◎なんとかしたい打線は直後の6回裏、先頭の山田が自身打率4割を維持する ライト前ヒットで出塁。馬渕の当りはショートの好守備に阻まれるが山田が 進塁。続く当たっている来條が、フルカウントから四球で歩いて一、二塁。 続く杉山がチェンジアップを引っ張ると、これがライト線ギリギリに落ちる 逆転のタイムリー三塁打!! さらに濱本の犠牲フライで一挙3点を奪って 勝利を決定。最終戦を白星で飾ったものの、今シーズン打線は打率急降下し、 さらに守備でも緩慢なプレーが目立つシーズンであった。 ぜひ、これらの反省を来期に生かして欲しい。 |
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記録&記事:古園敏幸,桐越信一 |