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11月19日〜20日にかけ、京都府西京極球場でリーグ戦の上位4チームによる 決勝トーナメントが行われた。我が日立ソフトウェアはリーグ戦18勝4敗の好成績 をおさめるが、3チームが勝敗数で並び対戦成績から3位での決勝トーナメント進出。 初戦、4位のレオパレス21と対戦するが、初回、先発の遠藤が2本のタイムリーと 3ランを許し、いきなり大量の5点を奪われる苦しい展開。打線はチャンスは作るも のの、相手エースM・ローチの緩急をつけたピッチングに抑えられて完封負け。昨年 と同じ4位でシーズンを終了した。 全国のファンの皆様、そして、選手を常日頃支えて頂きました職場の皆様、今年も 一年間、盛大なご声援とご支援、本当にありがとうございました。 |
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対 レオパレス21戦(11/19 リーグ3位VS4位) 初回に大量失点! 打線はチャンスを生かせず完封負け
【二塁打】鈴木由(7回) 【盗塁】馬渕(2,4回) ◎初回裏、遠藤が先頭打者に初球をセンター前に運ばれ、犠打により一死二塁 と得点圏に走者を背負う。ここで相手3番打者にフルカウントからチェンジ アップを狙われ、センター前に運ばれて早くも1点を失う。さらに二死後、 カウントを追い込みながらも5番打者に一塁線を破られ、2点目を奪われる。 ◎立ち上がりにいきなりの2点を奪われ、なんとか踏ん張りたい遠藤であった が続く打者に死球を与えると、二死一、二塁で7番打者に初球をレフトへ放 り込まれ、手痛い3ランを喫して大量5失点と苦しい展開。 ◎5点を追いかける打撃陣は2回表、先頭の馬渕がレフトへのチーム初ヒット で出塁。しかし、ローチの緩急をつけたピッチングの前にエンドラン空振り を含む連続三振などで好機を生かせず。 ◎4回表、この回の先頭の来條がライト前ヒットで出塁。一死後、馬渕がこの 試合2本目のヒットをライトへ運び一死一、二塁のチャンスを作るが、ここ でもローチの前に後続が三振などに倒れてなかなか得点を奪えない。 ◎一方、初回に5点を奪われた遠藤は2,3回とランナーは出すものの要所を 締めて追加点を与えず、4回から6回は三者凡退に抑えて味方の反撃を待つ。 ◎なんとかしたい打線は6回表、一死から来條がセンター前ヒットで出塁して チャンスを作ると、山田が敵失で生きて一、二塁。しかし、ここでも後続が 連続三振に倒れて得点できず。 ◎最終回、一死後、代わった相手投手の秋元から鈴木由がセンターへの二塁打 で出塁し意地を見せる。続く杉山の当たりは強烈な投手ライナーとなるが、 代打の濱本がセンター前に弾き返して一、三塁。しかし、後が続かずゲーム セット。お互いにヒットは6安打ながら、初回の長打による集中打で5点の 差がつくゲームとなり、決勝トーナメントは残念ながら初戦で敗退。昨年と 同様、4位でシーズンを終了した。 |
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今シーズンの結果は昨年と同じく4位であったが、昨年との大きな違いはその戦力にあ った。今年から斎藤監督、田本コーチが専任となり、加えて、新海、黒田、入山、筒井と いったそれまでのレギュラークラス6名が抜け、その分を一、二年目の選手で補う苦しい チーム事情。投手陣も遠藤以外は新人3名という大きな不安材料を抱えながら開幕を迎え ることとなった。リーグ前半戦、守備や走塁のミスなどにより、8試合で5勝3敗と決勝 トーナメント進出も危ぶまれる結果となり、チーム転換期の難しさが浮き彫りになった。 しかも、リーグ前半戦終了後、全日本の代表で馬渕、鈴木由、遠藤、山田、西山、さらに U−23で森下、濱本の計7名がチームを離れる事態となる。元々、紅白戦すらままなら ないチーム事情の中、連携プレーなどの全体の練習時間が取れず、チームとしては大きな 試練であったことと思う。しかしこの間、残った選手が切磋琢磨し杉山、田中、溝江など 二年目の三人全員がレギュラーとして定着し後半戦を迎える。後半戦では、順延になった 第2節も含めると、創部以来初の13連勝の快挙を成し遂げ、前半で危ぶまれていた決勝 トーナメント出場を7年連続で果たす。この13連勝も決して楽な戦いではなく、投げて は遠藤が獅子奮迅の働きで1点差を守りきり、打線は7回二死からの逆転勝ちなど、最後 まで勝負をあきらめない執念が実を結んだ結果であった。 決勝トーナメントでは初戦で敗れはしたものの、まだまだ発展途上のチームであるため リーグ戦の連勝のときのように、一戦一戦、経験を積むことで今後はより強いチームへと 飛躍してくれるものと期待する。 選手、そしてスタッフの皆様、今年も一年間、数々の感動のプレーをありがとうござい ました。 | |||||||||||||||||||||||||||
記録&記事:徳田政昭,古園敏幸,桐越信一 |