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4月24日〜25日にかけて、愛知県豊田市運動公園野球場で、日本リーグ1部が 開幕した。我が日立ソフトウェアは、今シーズンから磯野総監督、斎藤監督、藤本コ ーチの新体制でスタート。開幕戦となったデンソー戦では強力打線の健在ぶりを示し、 それに遠藤が完封で花を添える快勝発進。翌日のトヨタ自動車戦は、相手投手攻略に てこずり終盤まで0−0の緊迫した展開。しかし6回表、新海のタイムリーと馬渕の ランニングホームランが飛び出し一挙に3点。これを入山が守って見事に完封勝利。 今シーズン、二人しかいない投手陣の踏ん張りで、二試合とも完封での連勝スタート となった。 第2節は5月1日〜3日、福岡県福岡市桧原運動公園野球場で行われる 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 デンソー戦(4/24 日立ソフトウェア1勝) 森下、快打連発! 斎藤新監督、開幕戦を快勝発進!
【二塁打】森下(1,5回),来條(4回) 【盗塁】馬渕(5回) ◎ベンチで指揮をとるのは斎藤監督、藤本コーチという新体制での開幕戦。 開幕投手は昨年11勝をあげた遠藤。遠藤は初回表、先頭打者を内野安打で 出塁させるが、鈴木の牽制でランナーを刺すと後続を無難に打ち取り、まず まずの立ち上がりを見せる。 ◎一方、攻撃は初回裏、一死から西山がヒットで出塁。二死後、新4番を託さ れた昨年の本塁打&打点王の馬渕が一塁線を抜き、さらに亀田が四球を選ん で二死満塁。ここで、今年から指名打者でのレギュラーを獲得した森下が、 レフトオーバーのエンタイトル二塁打を放ち、早々と2点を先制する。 ◎先発の遠藤は初回から毎回のランナーを背負うが、芯で捕らえられた打球は 少なく、得点圏に走者を進めたのは4回表の二死一、三塁、5回表の二死二 塁だけ。味方守備陣の牽制での挟殺や送りバントを二塁で刺す好プレーなど もあり、危なげないピッチングを展開する。 ◎追加点の欲しい打線は初回から毎回のヒットで塁を賑わすが、エンドランの 失敗などでなかなか得点できず。しかし5回裏、この回の先頭打者の西山が この日3本目のヒットを放ち出塁。その後、相手ミスで無死一、三塁とチャ ンスを広げ、馬渕が西山同様、この日3安打目となるライト前タイムリー! さらに馬渕の盗塁の際、相手悪送球で1点追加。まだまだ攻撃の手は休めず、 初回に続いて森下がレフト線タイムリーを放ち、ダメ押しの3点を追加する。 ◎結局、昨年リーグトップのチーム打率(.310)を誇る打線は毎回の11安打を 放って相手を圧倒。投げては遠藤がキレのある速球とチェンジアップを有効 に使い散発の5安打完封劇。斎藤新監督はリーグ戦の初采配を快勝で飾った。 | |||||||||||||||||||||||||||
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対 トヨタ自動車戦(4/25 日立ソフトウェア2勝) 新海、均衡を破るタイムリー! 馬渕、第1号ランニング本塁打!
【本塁打】馬渕1号(6回) 【二塁打】新海(6回) 【盗塁】山田(3回) ◎開幕第2戦の先発バッテリーは入山−筒井。昨年までは見られなかった先発 バッテリーのデビューとなったが、初回裏の立ち上がりは速球で相手打者を 詰まらせ、きれいに三人で片付ける完璧なコンビネーションを披露。 ◎一方、打線は2回表、先頭打者の馬渕がレフト前ヒットで出塁し、一死二塁 の先制機を作るが後続なし。さらに3回表には筒井のヒットで得た一死二塁 のチャンスも、鋭い当りが相手野手の正面に飛ぶなどして得点できず。 ◎先発の入山は2,3回裏に二死からランナーを出すものの、制球良く次打者 を凡打で退ける見事な投球。続く4回裏、入山は先頭打者にヒットを許し、 さらに味方守備のエラーもあり一死二、三塁の大きなピンチを招く。しかし 後続の打者二人を力でねじ伏せ、1点も与えない力投を続ける。 ◎均衡が破れたのは6回表。この回の先頭打者山田がセーフティバントを敢行 して執念の出塁。西山が確実に二塁に送った後、開幕からノーヒットに苦し む昨年の首位打者の新海が、左翼線を痛烈に破るタイムリー! さらに続く 4番馬渕が右中間フェンスの上部に当たって跳ね返る大飛球。相手外野手が クッションボールの処理をもたつく間に馬渕が一気にホームに生還。珍しい ランニングホームランとなって決定的な2点を追加する。 ◎投げては入山が6,7回にも走者を背負うが、得意の速球にチェンジアップ を混ぜる筒井の好リードもあり見事完封勝利。チームは新体制のもと、この 開幕節を二人しかいない投手陣が踏ん張り、連続完封勝利で飾った。 | |||||||||||||||||||||||||||
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文:桐越信一 |