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5月24日〜25日にかけて、群馬県前橋市民球場で日本リーグ1部第5節が行わ れた。我が日立ソフトウェアは、初日のシオノギ製薬戦では山田の先頭打者本塁打で 先制するものの再三の好機に決定打が出ず、途中で追いつかれ、最後は延長でまさか の逆転サヨナラ負け。翌日のデンソー戦は、序盤で奪われた3点を一時はひっくり返 すが、土壇場の最終回に守備陣のミスで追いつかれる展開。延長でなんとか辛勝した ものの、初日の敗戦が大きく響き、結果、通算成績7勝4敗で同率の5位に後退した。 第6節は、6月7日〜8日、千葉県千葉市千葉県野球場で行われる。 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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対 シオノギ製薬戦(5/24 日立ソフトウェア6勝4敗) 再三の好機に決定打出ず 延長8回、手痛い逆転サヨナラ負け
【本塁打】山田2号(1回) 【二塁打】西山(7回) 【盗塁】森下(8回) ◎初回表、山田がカウント1−1からの3球目を高々とライトに舞い上げる2 号先頭打者アーチを放ち、いきなりの先取点。しかし、その後は相手投手の 投球間隔の異常な長さにリズムを狂わしたか、3回までノーヒット。 ◎一方、先発の山崎は立ち上がりの1,2回を三人で退ける完璧な投球。3回 と4回裏に先頭打者にヒットを許すものの、緩急を織り交ぜたピッチングで 1点も与えない力投を続ける。 ◎しかし5回裏、先頭打者に右越えの二塁打を許し、一死三塁から投手強襲の ヒットを喫してついに同点とされる。さらにヒットと四球で二死満塁とされ るが、ここはなんとか踏ん張って最小失点に食い止める。 ◎なんとか山崎を援護したい打線であるが、再三の好機を作るものの決定打に 欠く消化不良の展開。まずは4回表の一死満塁で黒田がライトへ犠牲フライ を打ち上げるが、相手ライトの好返球により本塁タッチアウト。さらに5回 表の無死一、二塁、6回表の一死一、二塁など、追加点チャンスは作るもの のなかなか得点できない。 ◎結局試合はチームにとって今シーズン初のタイブレークに突入。延長8回表、 この回の先頭打者の斎藤がライト前ヒット。続く亀田が四球を選び無死満塁 の絶好のチャンス。続く新海は、この日3打席連続死球となる珍しい記録で まずは1点。さらに無死満塁と大量得点のチャンスが続くものの、続く打者 がことごとく凡打に打ち取られ、結局1点しか奪えない。 ◎8回裏、山崎が1点を死守する懸命の投球で二死三塁。しかし、あと一人と いうところで相手三番に左中間への二塁打を許し、またもや同点とされる。 さらに四球を与えた二死一、二塁でライト前ヒットを喫し、本塁返球も間に 合わず、あっという間の逆転サヨナラ負け。結局、残塁11が物語るように 再三のチャンスをものに出来ず、下位チーム相手に大きな黒星となった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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対 デンソー戦(5/25 日立ソフトウェア7勝4敗) 5回裏、4連打で一気に逆転! 最終回に追いつかれるものの延長でサヨナラ勝利!
◎2回表、先発の遠藤が先頭打者に四球を与え、さらにヒットで一死一、三塁 のピンチを招く。続く打者をショートゴロに打ち取り、一塁への送球の間に 本塁をついた三塁ランナーを完全にアウトとするものの、ブロックした鈴木 が走塁妨害をとられ、厳しい判定で1点を失う。さらに遠藤が、続く打者に 右越えの2ランを喫して、序盤で大量3点を奪われる苦しいスタート。 ◎一方、打線は相手エース増淵の前に3回までパーフェクトに抑えられ、一人 のランナーも出せない展開。4回裏、二死から亀田がチーム初ヒットをセン ター前に運ぶものの後が続かない。 ◎しかし終盤の5回裏、新海のレフト前ヒットをきっかけに、二死から鈴木が センター前で繋ぎ、さらに来條がヘッドスライディングで執念の内野安打を もぎとって二死満塁とする。ここで山田が痛烈な一塁強襲安打を放ち二者を 迎え入れてまずは2点。山田はすかさず盗塁を敢行し、続く西山も二死二、 三塁からしぶとくセンター前に運び、二塁ランナーの山田が長躯ホームをつ いて一気に逆転に成功! ◎遠藤は2回に3点を奪われるが、その後は安定した投球を続ける。しかし、 最終回表、先頭打者にヒットを許し、一死二塁で相手の内野ゴロを内野陣が 見合わせるミスを犯し、この間にホームをつかれ土壇場で同点とされる。 ◎結局、試合は連日のタイブレークへの突入。延長8回表、タイブレークラン ナーを三塁に進められるものの、遠藤が気迫の投球で二者を連続三振に封じ 味方の攻撃に託す。 ◎延長8回裏、タイブレークランナーの来條を山田が確実に三塁に進め、迎え るバッターは西山。ここで西山の初球に相手投手の増淵がワイルドピッチ。 際どいタイミングであったが、来條が判断良くホームをつき判定はセーフ! チームは自らのミスで苦しみながらも、なんとかサヨナラ勝ちを収めた。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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文:桐越信一 |