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2006年5月22日

トピックス

特許情報提供サービス「Shareresearch」に評価・分類機能を追加
注目特許に対する評価情報を迅速に共有

日立製作所は、民間企業を中心にご利用いただいている特許情報提供サービス「Shareresearch」(シェアリサーチ)に、注目特許に対する評価情報を社内で迅速に共有するための機能を追加し、提供を開始しています。
今回追加した機能は、SDI(*1)配信された特許情報に「要監視」などの評価コメントの付与ができる評価機能と、会社独自の分類を設定できる分類機能です。評価機能により、特許管理者は、従来特許情報を紙に印刷し関係者に回覧して評価コメントを記載していた業務をオンラインで行うことができ、作業が効率化されます。また、評価付与状況を端末から適宜確認でき、進捗管理が容易になります。さらに、分類機能により特許情報管理のために社内独自の分類コードを設定する作業もオンラインで行うことができます。製品開発者などの利用者は、付加された評価コメント/分類を検索時のキーワードとして活用することができ、例えば製品企画時の関連特許の影響範囲をオンラインで容易に確認することができます。

*1
SDI:Selected Dissemination of Information(情報の選択的配信)の略。新着特許公報の投入時に、あらかじめ設定しておいた検索式にヒットした公報をSDIの配信登録されたユーザに配信する新着特許調査方法のひとつ。

知的財産権は企業戦略策定上重要な位置付けを占めており、特許の取得、特許の活用、他社特許対策活動はタイムリーに行う必要があります。特に活用性の高い特許の取得や新技術・新製品の開発においては、競合他社の出願動向や技術開発動向、先行技術の状況などを把握し、関係者で情報を共有することが必要です。

これらの課題の解決に向け、日立ではデータセンターでの公報データ蓄積・運用を実現するとともに、重要な独自情報を自社内のサーバ(コーポレートサーバ)で管理できる特許情報サービス「Shareresearch」を2004年より提供しています。今回の機能追加により、特許侵害の有無などの確認が容易となり、製品開発や特許の取得などがよりスムーズに行えるようになります。

「評価・分類」機能の特長

1.特許管理業務の効率化の実現

特許管理者が、従来特許情報を紙に印刷し、コメントを記載していた評価業務をオンラインで行うことができます。一度にSDI配信される特許情報は登録内容によっては1,000件以上に届く場合もあり、オンライン化により従来に比べ業務の効率化が図れます。また、社内独自の分類方法を「Shareresearch」上でも適用できるようになり特許情報の管理が容易になります。

[画面]評価・分類

2.社内での迅速な情報共有の実現

評価・分類情報は登録後、利用者に公開されます。利用者は評価コメント/社内分類をキーに検索できるため、必要な情報を容易に確認することができ、迅速な情報共有を実現することができます。

「Shareresearch」お試し申し込み

実際に「Shareresearch」のサービスを体験していただくために、現在30日間無料で「Shareresearch」をご利用いただけるShareresearch試行IDキャンペーンを実施しています。
詳細は以下URLでご確認ください。

<ご参考>データ蓄積範囲
公報発行年 1971〜1982年 1983年〜1992年 1993年以降
データ範囲
(検索可能範囲)
書誌 書誌+全文テキスト
経過情報 対応対応対応
公報表示 テキスト
表示
×未対応対応対応
イメージ
表示
対応 対応 対応

価格

製品名価格
コーポレートサーバ アプリケーションセット
(PALNET/SC)
3,500,000円〜(*2)
*2
本価格はサーバ用アプリケーションソフトウェアの価格です。その他導入費用、サービス利用料などが必要となります。サービス利用料はお客さまのご利用環境により価格が異なりますので、詳細は下記ホームページよりお問い合わせください。

以上

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