日立製作所は、Windows® のログインやアプリケーションのログイン時に、指を認証装置に通すだけで確実な本人認証を実現するソフトウェア「指静脈認証管理システム」と、フリーアドレス(*1)オフィスでも誰がどの席に在席しているかが画面で確認できる座席表示ソフトウェア「座席ナビ」の連携を開始します。具体的には 2007年10月1日より提供を開始する「座席ナビ」において指静脈認証機能をサポートしていきます。
これにより、「在席管理ソリューション」で提供する「座席ナビ」のログイン時にユーザIDの代わりに指静脈認証を使用することができるようになり、フリーアドレスオフィスでの、より強固なセキュリティを実現するとともに指を読み取り装置にかざすだけで、ログインが行えるため、利便性も向上します。
「指静脈認証管理システム」は、認証精度の高さやサーバ構築の容易さなどが高く評価され2006年11月の出荷開始から、多くのお客さまに好評をいただいています。また今回の「座席ナビ」の他、自治体向け業務ソフトウェア「職員ポータル」「電子決裁基盤」など多くの業務ソフトウェアとの連携を実現しています。
また、8月中旬より出荷を開始するバージョンでは、指静脈データを管理するデータベースとして、従来のMicrosoft® SQL Server2000、Microsoft® SQL Server 2005、Sun Java™ System Directory Server 5.2に加え、新たに日立のデータベース製品である「HiRDB」をサポートします。また、管理用画面の操作性向上などを行い、より使いやすいシステムとなります。
「指静脈認証管理システム」と座席表示ソフトウェア「座席ナビ」の連携デモを2007年7月25日〜26日に東京国際フォーラムで開催される「uVALUEコンベンション2007」に出展します。
以上