Webサイトのアクセシビリティをサポートする
WEBサーバー用ソフトウェア「ZoomSight」(ズームサイト)を提供し、
アクセシビリティ対応Webサイトの構築を支援
「貼心広角」(中国向け「ZoomSight」)画面例
日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学/以下、日立)は、このたび、高齢者や目の不自由な方、外国人や子供まで利用者の誰もが使いやすく、かつ閲覧しやすいWebサイトを実現するためのWebアクセシビリティ事業を、中国の企業や大学、政府機関向けに開始します。具体的には、Webアクセシビリティに対応したWebサイトのコンテンツ作成を支援するコンサルティングサービスと、企業などが提供するWebサイトにおいて、中国語や英語などによる音声読み上げや画面・文字サイズの拡大が可能となるソフトウェア「貼心広角」(中国向け「ZoomSight」)を中国向けに開発し、6月13日から販売を開始します。
インターネットの普及にともない、企業や大学、政府機関などは、Webサイトからさまざまなコンテンツやサービスを提供しています。特に、中国では、2008年の北京オリンピックを目前に控え、そのWebサイトを、高齢者や目の不自由な方、外国人など利用者の誰もが使いやすく、かつ閲覧しやすいというアクセシビリティ配慮の必要性が高まっています。
今回、中国で開始するアクセシビリティ事業は、北京日立北工大信息系統有限公司(本社中国北京市、総経理:郭 慶栓/以下、HBIS)が、日本国内のWebアクセシビリティ支援事業において実績のある日立公共システムエンジニアリング株式会社(本社:東京都江東区、取締役社長:森内 康浩)と連携し、「貼心広角」(中国向け「ZoomSight」)の提供とコンサルティングサービスを行います。
今後も、日立は、情報機器やシステムに対する利用者の使いやすさを向上させるアクセシビリティを配慮した製品・ソリューションを提供していきます。
「ZoomSight」は、日立公共システムエンジニアリング株式会社が開発し、2003年から販売を開始しました。現在、国内では、すでに西東京市や茅ヶ崎市などの地方公共団体や、松阪屋をはじめとする企業、そのほか官公庁などの約70団体のWebサイトに採用されています。
製品名 | 価格(*1) | 提供開始 |
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「貼心広角」 | 20,000元〜 | 2007 年7月23日 |
2010年までに300ユーザ
以上