2002年2月12日
株式会社 日立製作所
Anoto AB

先生のための教育ポータルサイト
「きょういくの部屋」試験サービスを開始

日立製作所（以下、日立）と株式会社現代教育新聞社（以下、GKS）は、総合的な学習の時間の導入や新学習指導要領の実施、完全週休2日制などさまざまな変革を求められている教育現場の先生方を支援するため、教育ポータルサイト「きょういくの部屋」を開設、2月12日から3月31日まで各種サービスの試験運用を開始しました。
本サイトでは、先生方向けに教育関連情報の提供やメールを介した専門カウンセラーによる悩み相談、先生たちが自作した教材コンテンツを共同利用できるサービスなどを提供します。
試験運用期間中は、無料で会員登録していただいた先生方に本サイトで提供するコンテンツやサービスの評価を行ってもらいます。

日立とGKSでは昨年、教育現場に立つ先生方の座談会やアンケートを実施し教育現場の生の声を聞いてきました。この結果、教育環境が激変する中で先生方は多くの問題を抱えているがこれらの解決に非常に意欲的であることを改めて確認しました。また、同時に先生方がこれらに対応するための時間や情報が不足しているという実態があることもわかりました。
そこで両社では、日立の持つWeb技術をベースにした教育支援製品群、GKSの持つ教育現場での取材力と本分野におけるノウハウをもとにして、先生のための教育ポータルサイトを立ち上げ、試験サービスを行うことになりました。試験サービス終了後にはこれらの評価をまとめ、会員制の導入や有料サービスなどの事業化を検討していきます。

主な試験サービス内容

先生だけの「Mypage」情報配信

欲しい分野のニュースをあらかじめ選択したキーワードに基づき先生だけのホームページ「Mypage」に情報配信します。またデリケートな問題を投票箱に提示し、先生の本音を集計結果として表示します。

教材コンテンツ集

授業に即使える著作権フリーの素材集や先生方が自作、登録した教材コンテンツを共同利用できる場を提供します。各種ソフトウェアのお試しコーナーやオンライン百科事典もあります。

なんでも相談室

心、校務、ITなど先生方の抱える悩みに専門家がメールで答えます。

学習コーナー

パソコン操作の実践的学習支援やe-ラーニングによる各種スキルアップ研修などを行います。

試験サービス期間

2002年2月12日から3月31日まで

現代教育新聞社

1997年設立、代表取締役社長　高橋康夫。月刊「現代教育新聞」（発行部数20万部）のほか、メールマガジンを通じて教育現場との生きたコミュニケーションを実現するなど、業界の中では早くから教育関連事業のIT化に向け先見性のある取り組みを進めている。
所在地：東京都中央区日本橋箱崎町19-30 桜箱崎町ビル
電話：03-5645-5311

以上