国家・地方行政を支えるシステムを担当する中で、仕事と社会の密接な関係を実感。
- 営業
齋藤 康喜
キャリアパス
入社の決め手
日本の経済を支えているのは製造業だという思いのもと新卒のときからメーカーの営業職を希望しており、特定の製品に特化せずさまざまな技術を組み合わせて社会に提供しているという点を魅力に感じて日立に入社しました。
最初に配属された事業部も出向先企業も事業撤退となり、公共システム営業統括本部に転属。長く社外にいたため当初は社内ルールがわからず、知り合いもおらず、戸惑った記憶がありますが、上司や同僚の温かい支援のおかげで仕事を軌道に乗せることができました。気がつけば職場の古株となり、充実した日々を送っています。
現在の仕事
警察の通信指令システムの営業を担当しています。このシステムは、事件・事故が発生した際に市民の通報を受理し、警察官が現場に急行するよう指令を行うもので、24 時間 365 日、安定的に稼動し続けることが求められます。具体的には、緊急通報(110 番)を受けるための電話交換機、通報現場を特定するための地図システム、パトカーの現在位置を確認するカーロケータシステムなどの一連の通信指令システムのトラブルを防ぎ、品質を保てるよう、SE や保守スタッフと共に従事しています。
そして、お客さまの課題や要望、将来構想を把握し、社内の SE と連携しながら、システム更新のタイミングでよりよいご提案ができるよう、お客さまとコミュニケーションをとっています。
仕事のやりがい
捜査の初動を支援する通信指令システムは、いわば警察の要であり、国民の安心・安全に直結するものです。そのようなシステムを担当していることに一番のやりがいを感じています。高い信頼性と安定性が求められるシステムを維持するために、われわれ営業だけでなくSE、スタッフ部門、関連会社も含めてチーム一丸となって取り組んでいることは、自分自身のモチベーションにもつながっています。
自分よりも現場の SE や保守スタッフがお客さまから評価されることが、この仕事をしていてよかったと感じる瞬間です。
今後の挑戦
社会の変化が激しく、新たな手口の犯罪が増加するなど治安状況も変わりつつあります。生産年齢人口の大幅な減少などもあり、お客さまの業務でも従来のやり方を継続すること、見直しをしなければならないこと、新たに検討が必要となることが今後多く発生するようになると予想されます。そうした状況変化をいち早く察知し、日立の持つ技術と知恵でお客さまにどう寄り添い、課題解決に寄与できるかを考えることが現場の営業の重要な仕事です。
暮らしの安心・安全を守る一助となるべく、これまで培った技術に加え、AI・デジタルを活用、駆使した DX による新たな価値を提供し、これからも使命感をもって職務を遂行していきます。
1日のスケジュール
7:00
起床
8:00
家事
8:30
リモートにて業務開始。お客さまとのお打ち合わせに向けて資料準備
10:00
社内会議(オンライン会議)
11:00
サテライトオフィスに移動、印刷
12:00
昼食
13:00
移動
14:00
お客さまと対面での打ち合わせ
16:00
サテライトオフィスでデスクワーク
18:00
業務終了
19:00
夕食/ジム/子供と遊ぶ
23:30
就寝
職場の魅力
社会の基盤を支えるような大きな仕事に携わることができるのは、日立の魅力の一つです。
自社の技術力を信頼できることは、営業としてのモチベーションにつながっています。
働き方については、私の家は共働きで子育て中のため、子供が体調を崩したときなど柔軟に在宅勤務に切り替えることができるのは助かっています。最近は「ドレスコードフリー」で自由に服装を選択できるようになるなど、自由度の高い働き方が根づいていると感じます。
オフタイムの過ごし方
30 歳頃からはじめた趣味のボクシングが日課です。最初はダイエット目的でしたが、現在は心身の健康を保つために平日を含めた週 3 回以上を目標にボクシングジムに通っています。休日には息子と一緒にラーメンの食べ歩きも楽しんでいます。
入社を検討している方へ
日立のよいところは個人が尊重されることです。私はグループ内転職のような形でしたし、周囲のキャリア採用の人も、それぞれ前職で身につけたスキルを生かして活躍されています。
社会の基盤となる公共システムを支えることには大きな責任が伴う一方で、チーム一丸となって取り組むことはかけがえのない経験になると思います。日立はこれからも成長が期待できる企業であり、人財を必要としています。ぜひ一緒に働いてみませんか。