国家・地方行政を支えるシステムを担当する中で、仕事と社会の密接な関係を実感。
- 営業
筒井 良平
キャリアパス
入社の決め手
大学では法学部で行政学を学んでいたこともあり、社会に広く貢献できる仕事に憧れを持っていました。また、日本の産業の強みは「確かな技術力に基づいた製品やサービス」であると考えていましたので、「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という日立の理念はまさにその二つの要素を合わせたものであると深く共感しました。調べてみると社会インフラに関係する事業を数多く手がけて実績を重ねていることもわかり、入社を決めました。
現在の仕事
官公庁のアカウント営業として、行政や国民の暮らしを支える業務を遂行されるお客さまをITの面から支援しています。これまで、行政改革に伴う新たな制度への対応や、国や地方行政にかかわるシステムの開発・運用などのプロジェクトに携わってきました。
営業職の役割は、お客さまとプロジェクトのゴールを共有し、そこへ至る筋道や仮説を検討、多くの選択肢の中から最適な組み合わせを選んで提案し、必要な調整を行いながらプロジェクトを推進していくことです。そのために、お客さまと日立をつなぐだけでなく、日立内のSEやスペシャリストなどもつなぐコミュニケーションハブの役割を担っています。情報共有を密に行いプロジェクトを円滑に進めるという「今」に焦点をあてた仕事を進めつつ、日立グループ内の豊富なリソースを活用してお客さまが中長期的にめざす姿を支えていくという「未来」に焦点をあてた仕事にも力を入れています。
仕事のやりがい
日立グループは広い事業範囲を持ち、パートナー企業も多く、お客さまの課題に対する解決策を多角的に検討できるポテンシャルを持っています。営業はそのポテンシャルを生かし、チームとして提案をまとめ上げるために、旗振り役となって関係者間の調整を図っていきます。行政を支えるシステムは影響範囲が広くステークホルダーも多いため、その仕事は簡単ではありません。しかしそれだけに、システムがうまく稼動しお客さまから感謝の言葉をいただけたときには、なにものにも代えがたい喜びを感じます。
入社後に初めて携わったプロジェクトは半世紀ぶりの抜本的制度改革に関するものでした。後日、そのことが新聞などに掲載されているのを見たとき、自分の仕事の価値を実感したことを覚えています。入社前に漠然と新聞に載るような仕事ができたら、と考えていたことが現実となり、大きなやりがいを感じました。
今後の挑戦
人が一人でできることには限界があり、どんなに一人で頑張っても、1を5にするぐらいしかできないかもしれません。しかし、皆と協力し助け合うことで1を10にも100にもでき、大きなことが成し遂げられる、と私は考えています。そのためにも、まずは、私自身が誰かの助けになれるよう、仕事を通じて自分の力を磨いていきたい。同時に、日頃の出会いやコミュニケーションを大切にして、共に助け合える仲間を増やしていきたいと思っています。
1日のスケジュール
7:00
起床
8:00
朝食、身支度
8:30
出社(移動) 。メール・タスク確認、お客さま向け打合せ打ち合わせ資料作成
10:00
技術者(SE)との社内会議
11:00
営業チームとの社内会議
12:00
昼食
13:00
社内向け資料作成・確認、お客さま向け打ち合わせ資料準備
14:15
顧客先移動
15:00
お客さまとの打ち合わせ
17:00
打ち合わせ振り返り(社内)
17:30
自宅へ移動
18:00
デスクワーク(リモート)
20:00
夕食/趣味時間など
0:00
就寝
職場の魅力
真面目な人が多い印象ですが、堅苦しいわけではなく、相談ごとや雑談もフランクにできる環境です。若手もキャリア採用も垣根なく自由に発言し、互いを尊重してそれぞれのプレゼンスを発揮しています。
勤務時間は、営業という職種上お客さまのご都合に合わせて変動しますが、チーム内で連携してバランスをとって対応しています。在宅やサテライトオフィスでのリモートワークも自由に選択でき、自分に合った効率的な働き方ができるのも魅力です。
オフタイムの過ごし方
終業後は友人や会社の同僚とよく一緒に食事をしますが、最近はゴルフの練習に行くことも。土日も隙あらばゴルフの練習、もしくはフットサルをすることが多いですね。普段オフィスワークがメインなので、気分転換の意味でも休日のうち一日は体を動かしたり外に出かけたりしています。
入社を検討している方へ
日立には、多くの技術や製品、事業分野、国内外の市場があり、それらを組み合わせることで日立にしかできないイノベーションを生み出せる環境があります。また、スキルアップのための制度も充実しており、私も中国で1年半の海外研修を行い、多くを学んできました。将来の目標が明確に定まっている方も、これから模索していきたいという方も、志があれば自分の可能性を広げられる会社ですので、日立を選んでみてはいかがでしょうか。